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2025.11.28

筋トレは朝と夜どっちが効果的?時間帯ごとのメリットと最適な選び方を解説

みなさん、こんにちは!トレーナーの瀬ヶ沼です!

「筋トレは朝と夜どっちが効果的なの?」という質問は、日々お客様から非常によくいただきます。 ネットやSNSでもさまざまな意見がありますが、結論から言ってしまうと筋トレは朝でも夜でもどちらでもOKです。最も効果が出るのは、継続しやすい時間帯です。 もちろん、朝と夜では身体の状態や得られるメリットに違いがあります。

1.筋トレの効果は時間帯で変わるのか?

まず大前提として、筋トレの効果は時間帯そのものによって劇的に変わるわけではありません。 筋肥大(筋肉を増やすこと)に必要なのは、

・適切な負荷

・栄養(特にタンパク質)

・休養(睡眠)

・継続

の4つが最も重要です。

そのうえで、時間帯は「パフォーマンスを最大限発揮できるか」を左右する要素となります。

2.朝に筋トレをするメリットとデメリット

◆朝の筋トレのメリット

①代謝が上がり、1日を活動的にスタートできる

朝の運動は体温上昇と交感神経の活性化により、1日の消費エネルギーが増えやすくなります。 ダイエット目的の方には非常に相性が良い時間帯です。

②生活リズムを整えやすい

決まった時間に運動することで生活にリズムが生まれ、習慣化しやすくなります。 また、運動後に朝食を摂ることで、一日の栄養補給が計画的に行えます。

③決まった時間に確実に行いやすい

夜は疲労、予定、残業などで続けられない可能性がありますが、朝は比較的時間をコントロールしやすい傾向があります。

◆朝の筋トレのデメリット

①体温や筋温が低く、ケガをしやすい

起床直後は筋肉が硬く、力も出にくい状態です。ウォームアップを十分にしないとパフォーマンスが下がる可能性があります。

②最大筋力が出にくい

昼~夕方の方が筋力が最も発揮しやすいというデータもあります。高重量に挑戦する人にとっては朝は不向きなことがあります。

3. 夜の筋トレのメリットとデメリット

◆夜の筋トレのメリット

①体が温まっていて高強度トレーニングに向いている

夕方~夜は体温が最も高い時間帯と言われ、力も集中力も出やすい状態です。高重量トレーニングや高いパフォーマンスを求める人に最適です。

②ストレス解消効果が高い

仕事終わりの運動は自律神経を整え、気分転換になります。トレーニング後はリラックス効果もあり、睡眠の質が改善される人も多いです。

③栄養補給をしやすい

夕食をトレーニング後に設定できれば、筋肉の回復に必要な栄養をタイミング良く摂ることができます。

◆夜の筋トレのデメリット

①睡眠へ影響する場合がある

就寝直前の高強度トレーニングは交感神経が優位となり、寝つきが悪くなることがあります。遅い時間帯に行う場合は1~2時間前に終えるのが理想です。

② 予定や疲れで継続が難しいことがある

仕事や飲み会、家庭の用事など、日によってスケジュールの変動が大きい人にとっては挫折しやすい時間帯です。

4. パフォーマンスを上げるための朝・夜の注意点

◆朝に行う場合のポイント

・入念にウォームアップする(10分程度)

・いきなり高重量を扱わない

・水分と軽いエネルギー補給を行う

・ゆっくり可動域を広げながらスタート

◆夜に行う場合のポイント

・眠る前の2時間は空ける

・カフェイン摂取を遅い時間にしない

・トレーニング後は温浴やストレッチで副交感神経に切り替える

5.筋トレは時間帯で迷うより「継続できる時間を選ぶ」が最も大切

ここまで朝と夜のメリット・デメリットを解説してきましたが、最終的な答えはシンプルです。

最も効果が出るのは『毎日続けられる時間帯』 習慣化できる時間帯こそ、最大の効果が得られる時間帯です。 無理に朝型に変えたり、疲れているのに夜に行う必要はありません。 筋肉は「継続」によってのみ変化します。 やる時間を気にしてトレーニングが嫌になるくらいなら、 少しの時間でも続けられることの方が圧倒的に価値があります。

6.自分に合った時間帯を決める3つのステップ

STEP1:目的を明確にする

まずは「何のためにトレーニングするのか」をはっきりさせましょう。
・痩せたい、代謝を上げたい → 朝がおすすめ
・筋力を伸ばしたい、重量に挑戦したい → 夜がおすすめ

目的が明確になると、迷ったときに選びやすくなります。

STEP2:生活リズムと相談する

「理想の時間帯」と「実際の生活で確保できる時間帯」は別物です。
たとえば、
・朝は30分なら作れる
・夜は予定が読めない
という方なら、迷わず朝がベストです。

逆に、
・朝は起きられずバタバタする
・夜は比較的余裕がある
という方なら夜が向いています。

STEP3:まずは2週間試してみる

実際にやってみないと本当に続けられるかはわかりません。
「朝を2週間 → 夜を2週間」といった形で試すと、自分にとって無理のないタイミングが見つかります。

7.朝でも夜でも共通して大切なポイント

時間帯が違っても、筋トレの効果を上げるために共通して意識すべきことがあります。

①一日トータルでタンパク質をしっかりと補給

プロテイン、肉、魚、卵、大豆製品など
(目安:体重×1.5~2g / 日)

②睡眠の質を確保する

筋肉は眠っている間に回復・成長します。
6~7時間以上の睡眠を目標にしましょう。

③小さく始めて習慣化する

完璧を求めないことが成功の鍵です。
10分でもOK、2種目だけでもOK。
続けることが最も大事。

まとめ:筋トレは朝でも夜でも大丈夫。続けられる時間が正解

世の中には「朝がいい」「夜がいい」という情報があふれていますが、大切なのは多数意見ではなく「自分にとって最適かどうか」です。

筋トレは短期間で劇的に変わるものではありません。
毎日の小さな積み重ねこそ、あなたの未来の体を作ります。

もし時間帯に悩んで動けなくなるなら、まずは今日できるベストを選んでください。

・朝でも夜でも、やった分だけ必ず体は応えてくれます。
・あなたにとって続けやすい時間こそ、最高のトレーニングタイムです。

ぜひ自分に合ったタイミングを見つけて、理想の体を目指しましょう!

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