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2025.07.29

ストレス太りの原因と今すぐできる10の対策。もうリバウンドしない体へ。

みなさんこんにちは、トレーナーの瀬ヶ沼です!

「食べてないのに太る…」その原因、もしかして“ストレス”かもしれません
「最近あまり食べていないのに体重が増えている気がする…」
「ダイエットしてもすぐリバウンドしてしまう…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
実は、ストレスが原因で太る“ストレス太り”という現象があります。これはただの食べすぎとは違い、ホルモンバランスや自律神経の乱れ、生活習慣の変化が密接に関係しています。
この記事では、パーソナルジムのトレーナーとして多くのお客様の体質改善をサポートしてきた経験をもとに、
・ストレス太りの本当の原因
・なぜダイエットしても痩せないのか
・今日からできる具体的な10の対策
をわかりやすく、徹底的に解説していきます。
この記事を読めば、ストレス太りで悩む日々から解放され、自分の体を自分でコントロールできる状態に一歩近づけるはずです。

ストレス太りとは?ただの「食べすぎ」とは違う!

ストレス太りとは、ストレスが原因で体にさまざまな変化が起き、結果として太ってしまう状態です。
多くの人が「ストレス=やけ食い」というイメージを持っているかもしれません。しかし、それだけではありません。
実際には、以下のような身体的・精神的変化が起きています。

ストレス太りとは?ただの「食べすぎ」とは違う!

コルチゾール(ストレスホルモン)の増加

ストレスを感じると、脳の視床下部が「危険が迫っている」と判断し、副腎からコルチゾールというホルモンが分泌されます。
このコルチゾールは、血糖値を上昇させて脂肪をため込む作用があります。
特にお腹まわりの内臓脂肪が増える傾向があり、ぽっこりお腹になりやすくなります。

自律神経の乱れ

ストレスによって交感神経が優位になり、睡眠の質が悪化したり、消化吸収がうまくいかなくなったりします。
その結果、代謝が落ち、脂肪が燃焼されにくい体質に変化します。

睡眠不足による食欲増加ホルモンの乱れ

ストレスによる睡眠の質低下が続くと、食欲を抑える「レプチン」が減少し、食欲を増進させる「グレリン」が増加します。
そのため、無意識に間食が増えたり、夜遅くまで食べてしまったりするのです。

精神的な空腹=「エモーショナルイーティング」

実際にはお腹が空いていないのに、「疲れた」「イライラする」「寂しい」といった感情を紛らわせるために食べてしまうことがあります。
これをエモーショナルイーティング(感情的な食事)と呼び、ストレス太りの大きな要因となります。

ストレス太りの典型的な症状・サイン

以下に当てはまる方は、ストレス太りの可能性が高いです。
・夜遅くまでスマホを見てしまい、睡眠が浅い
・甘い物や脂っこい物をやめられない
・お腹周りが太くなってきた
・昼はあまり食べないのに、夜になるとドカ食いしてしまう
・生理周期が乱れがち(女性の場合)
・便秘や下痢など、腸の調子が不安定
当てはまる項目が多いほど、体の中でストレスによる悪循環が進んでいるかもしれません。

今すぐできる!ストレス太りを解消する10の対策

それでは、ストレス太りを解消し、健康的に痩せるための具体的な対策を10個ご紹介します。

毎日「睡眠時間の確保」を最優先に

最も効果的で根本的なストレス太り対策は、良質な睡眠です。
6〜7時間の睡眠を確保することで、自律神経が整い、コルチゾールの分泌が抑えられます。
📌ポイント:
・寝る2時間前にはスマホやテレビをオフに
・寝室は真っ暗にする
・軽いストレッチや読書でリラックス
・朝日を浴びて体内時計をリセット
・毎朝5分〜10分でも構わないので、太陽の光を浴びましょう。
体内時計が整い、睡眠の質が向上し、ストレスへの耐性が高まります。

「ながら食べ」をやめて、食事と向き合う

テレビやスマホを見ながら食事をしていると、満腹中枢が働きづらくなり、食べ過ぎにつながります。
五感を使って「味わう食事」を心がけることで、少量でも満足感を得られるようになります。

「砂糖」「小麦粉」「加工食品」を控える

ストレス太りを促進する食べ物には共通点があります。それは血糖値を急激に上げるものです。
・清涼飲料水
・白パン
・お菓子類
・インスタント食品
これらを減らし、代わりに玄米、全粒粉、野菜、発酵食品を取り入れましょう。

1日10分でも「軽い運動」を取り入れる

ハードな運動でなくても構いません。
ウォーキング・軽い筋トレ・ストレッチなどを毎日10分〜15分行うことで、
ストレスホルモンが減り、リラックスホルモン(セロトニン・エンドルフィン)が増加します。

深呼吸・瞑想で「副交感神経」を刺激する

1日に数分でもいいので、呼吸を整える時間を持つことが重要です。
4秒吸って、4秒止めて、8秒で吐く「4-4-8呼吸法」などは、心を落ち着かせるのに効果的です。

腸内環境を整える食事を意識する

腸は“第二の脳”とも呼ばれ、ストレスと密接な関係があります。
・発酵食品(味噌、納豆、ヨーグルトなど)
・食物繊維(ごぼう、きのこ、海藻類など)
・良質な脂質(オリーブオイル、アボカドなど)
これらを積極的に摂取することで、腸内環境が整い、精神的にも安定します。

週に1回は「頑張らない日」を作る

ストレス太りは、“真面目で完璧主義”な人ほど陥りやすい傾向にあります。
週に1回は好きなものを食べる「チートデイ」や、あえて運動を休む日を作ることで、
長期的に継続しやすくなります。

トレーニングで筋肉量を増やし代謝をUP

筋肉量が増えると、ストレスの影響を受けにくい体質に変化します。
ジムでのパーソナルトレーニングはもちろん、まずは自重トレーニング(スクワット、腕立てなど)から始めましょう。

自分の感情を記録する「ジャーナリング習慣」

感情をノートに書き出すことで、ストレスの原因に気づきやすくなります。
今日の気分はどうだったか?
食べすぎたとき、どんな気分だったか?
これを毎日数分書き出すだけで、無意識の食行動にストップをかけることができます。

よくある質問(FAQ)

Q1. ストレス太りは何日くらいで改善できますか?
👉 個人差がありますが、早い方では1〜2週間で体の軽さや食欲の変化を実感されます。
Q2. 食事制限は絶対に必要ですか?
👉 いいえ、極端な食事制限はむしろ逆効果です。まずは“質”を意識した食事に変えていくのがおすすめです。
Q3. 仕事が忙しくて時間がありません…
👉 忙しい人ほど、ストレスケアが最優先です。1日5〜10分から始めましょう。
あなたの体と心は、あなた自身で変えることができます。
今日から、できることから始めてみましょう!

ストレス太りを防ぐカギは「生活リズム」にあった

ストレス太りの対策として、食事・運動・睡眠といったポイントをお伝えしてきましたが、
そのすべてのベースにあるのが「生活リズム」です。

ストレスを受けたときに太る人と、太らない人の違いは、
日々の生活の「リズム」や「安定感」にあると言っても過言ではありません。

【朝】自律神経を整える「ゴールデンタイム」

1日の始まりである朝には、ストレス太りを防ぐ重要なスイッチがあります。

・朝起きたらまずカーテンを開けて光を浴びる

朝日を浴びると「セロトニン(幸せホルモン)」が分泌され、自律神経が整います。
これは夜の睡眠ホルモンである「メラトニン」の材料にもなるため、夜の質の良い睡眠にも直結します。

・朝食は抜かない(タンパク質をしっかりとる)

朝食を抜くと、血糖値が不安定になりやすく、結果として昼以降の食欲爆発につながります。
特に卵、納豆、ヨーグルト、味噌汁などの高タンパク・低GI食品を意識して取りましょう。

【昼】集中タイムこそ「ストレス軽減」がカギ

仕事や家事で最も忙しい時間帯ですが、この時間帯こそ意識したいのが「ストレスの小爆発」を防ぐことです。

・1〜2時間に1回は「深呼吸」または「背伸び」を

集中していると、呼吸が浅くなり交感神経が優位に。
1〜2時間ごとに意識的に深呼吸や軽いストレッチをすることで、コルチゾールの過剰分泌を防げます。

・「15分の昼寝」は体のリセットスイッチ

昼食後の眠気を我慢するのではなく、あえて15分だけ目を閉じるだけでも疲労回復に効果的です。
午後のパフォーマンス向上と、ストレス軽減の両方につながります。

【夜】「脳の休息」が体重コントロールを左右する

夜の過ごし方が、翌日の食欲や体重増加に大きく関わります。

・スマホの光をカット

夜遅くまでスマホやテレビを見ていると、脳が興奮状態になり、睡眠の質が著しく低下します。
寝る1時間前はデジタルデトックスの時間とし、部屋の照明も暖色系に切り替えるのがおすすめです。

・入浴は「副交感神経を高める温度」で

ストレス太り対策には、シャワーだけで済ませず、お風呂につかることが大切です。
38〜40℃のお湯に10〜15分浸かることで、体がリラックスモードに切り替わります。
入浴後にストレッチを加えると、より効果的です。

「完璧主義」より「小さな積み重ね」がカギ

ストレス太りで悩む方に共通して見られるのが、“真面目すぎること”。

「食事を完璧に管理できなかった…」
「運動できなかったから、もう意味がない…」
そうやって自分を責めることが、さらにストレスを生み、負のサイクルに陥ってしまいます。

大切なのは、“全部やらなくていい”という発想です。

たとえば、

・「今日は甘いものを我慢できた」
・「お風呂でリラックスできた」
・「朝日を浴びられた」
そんな小さな成功体験の積み重ねが、気づけば大きな変化につながっています。

最後に:心と体をセットで整えることが“太らない体”への第一歩

ストレス太りを解消したいと考えたとき、多くの人が「食事制限」や「運動」から始めようとします。
しかし、土台となる「心のコンディション」が乱れていては、どんな方法も長続きしません。

「太っている自分」を責めるのではなく、
「なぜこの状態になっているのか?」を優しく観察すること。

そして、体と心、両方をケアする生活習慣の改善が、あなたを本当の意味で“太りにくい体”へ導いてくれます。

まとめ|ストレス太りは「体」と「心」を整えることで解消できる

ストレス太りは、単なる食べすぎや運動不足だけでなく、
ホルモンバランスの乱れや自律神経の不調、心の状態が深く関係しています。

「なぜか太りやすくなった」
「痩せてもすぐリバウンドしてしまう」
そう感じているなら、まずは自分の生活リズムや心の状態を見直してみてください。

この記事で紹介した、

・良質な睡眠をとること
・食事の質を高めること
・軽い運動やストレッチを取り入れること
・自分を責めず、やさしく向き合うこと
これらを少しずつ生活に取り入れていくだけでも、体は確実に変化していきます。

そしてもし、「一人ではなかなか続けられない」「自分に合った方法がわからない」と感じたら、
無理なく継続できるパーソナルトレーニングのサポートを受けるのも1つの選択です。

運動だけでなく、食事・睡眠・メンタル面も含めた“習慣の見直し”を、あなたのライフスタイルに合わせて一緒に進めていきます。

ストレスに負けない、心も体も軽やかな毎日を手に入れるために。
まずは今日から、できることから始めていきましょう。

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