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2025.07.21

ポリフェノールは脂肪を燃やす🔥6つのメカニズムを徹底解説

ダイエット中の人なら一度は聞いたことがあるであろう「ポリフェノール」

多くの植物に存在し、色・苦味・渋みのもとになる成分です。

抗酸化作用があるという話はみなさんご存知かと思います。

それ以外にも、

✔️抗炎症作用

✔️血糖値の安定

✔️動脈硬化の予防

✔️血圧を下げる作用

✔️脳機能のサポート

✔️美肌効果

✔️腸内環境の改善

などなど、さまざまな効果があります。

その中でも今回特に注目したいのが”脂肪燃焼効果”

「本当に脂肪が燃えるの?」「どうやって?」「どんな働きがあるの?」

その疑問を解決すべく、今回はポリフェノールが脂肪燃焼をサポートする“6つのメカニズム”について、詳しく解説していきます。

①脂肪燃焼スイッチON!

まず注目したいのは、ポリフェノールが体内のAMPKを活性化するという働き。

AMPKとは何か?

「今、エネルギー足りてないよ!」と、脂肪燃焼を促す体内センサーのことです。

AMPKは、エネルギーが足りなくなったときに細胞が発動する生体内システムで、

✔️脂肪を分解

✔️糖を効率的に使う

✔️新たな脂肪合成をストップ

といった反応を一気に引き起こします。

つまり、脂肪をエネルギーに変えるための“点火スイッチ”と言えるわけです。

例えば緑茶に含まれるカテキン成分や、赤ワインに含まれるポリフェノール成分は、AMPKの活性化が確認されており、ダイエットへの貢献が期待されています。

また、AMPKは運動でも活性化するので、有酸素トレーニングや筋力トレーニングを行うことでポリフェノールとの相乗効果が高まります。

②脂肪の”β酸化”を加速させ、脂肪燃焼効率アップ

「β酸化」とは?

脂肪酸がエネルギーとして使われるときに通る重要な代謝経路のことを言います。

簡単に言えば、脂肪を“使える形”に分解して、燃やすステップ。

このβ酸化の過程を、ポリフェノールは肝臓や筋肉で促進することがわかっています。

実際、緑茶カテキンによる、内臓脂肪や体脂肪の減少が報告されています。

③脂肪細胞の”成熟”を抑える=脂肪つきにくくなる

食べたものがすぐに体脂肪になるわけではありません。

私たちの体には、“脂肪細胞のもと”が存在し、これらが成熟して脂肪細胞へと変化します。

ポリフェノールの中でも、レスベラトロール(赤ワイン)やイソフラボン(大豆製品)は、この脂肪細胞の分化をブロックする作用を持つことが報告されています。

つまり、脂肪が「蓄積されにくい」体づくりを助けてくれるということです。

④脂肪由来の炎症を抑えて、代謝を正常に戻す

実は、肥満が続くと体内で慢性的な炎症が発生します。特に脂肪組織で「炎症性サイトカイン」が多く分泌され、代謝やホルモンバランスを乱してしまいます。

ここでもポリフェノールは大活躍!!

カカオフラバノールやフラボノイド類は、この炎症性物質の働きを抑制することで、脂肪細胞の機能を守り、代謝のバランスを整えてくれます。

⑤褐色脂肪を活性化し、「熱をつくる体」に

「肩甲骨の辺りには褐色脂肪細胞が多いから、肩甲骨を動かせば脂肪が燃えやすい!」ということを聞いたことはありませんか?

私たちの体には、2種類の脂肪があります。

・白色脂肪細胞(WAT):エネルギーを「ためる」脂肪

・褐色脂肪細胞(BAT):エネルギーを「燃やす」脂肪

褐色脂肪細胞は、熱を生み出す役割を持っています。

つまり、エネルギーを熱として消費する=脂肪が燃えやすい🔥ということなんです!

ポリフェノールの一部(特にカテキンやケルセチンなど)は、UCP-1(脱共役たんぱく質)というタンパク質を増やし、褐色脂肪の熱産生を活性化します。

つまり、“食べても太りにくい体”に近づくということ。カプサイシンなどと一緒にとると相乗効果も期待できます。

ちなみに、褐色脂肪細胞が多いとされてる部位は、

・肩甲骨の間

・首の周辺

・鎖骨の下

・脇の下

腕を回すなど、たくさん動かしてあげることで刺激すると、

1. 脳の視床下部からノルアドレナリンが分泌される

2. 褐色脂肪細胞のミトコンドリアが活性化

3. 脂肪をATP(エネルギー)にせず熱に変える

結果、基礎代謝が上がりやすく、カロリー消費が促進されます🔥

⑥腸内環境を整え、脂肪の合成を間接的にコントロール

最後のメカニズムは、腸内細菌との関係。

ポリフェノールは消化の過程で腸内細菌によって分解され、短鎖脂肪酸(酢酸・酪酸など)の生成を促します。

この短鎖脂肪酸は、腸→肝臓→脂肪細胞へと情報伝達を行い、以下のような働きをします。

✔️脂肪合成の抑制

✔️インスリン感受性の改善

✔️エネルギー代謝の活性化

また、ビフィズス菌やアッカーマンシア・ムシニフィラなど、痩せ型に多い腸内細菌を増やす働きもあることがわかっています。

まとめ

①AMPKの活性化→脂肪燃焼スタート、糖代謝も促進

②脂肪のβ酸化→ 脂肪燃焼効率UP、内臓脂肪の減少

③脂肪細胞の分化抑制→脂肪が増えにくくなる

④抗炎症作用→代謝の乱れを正常化

⑤褐色脂肪の活性化・熱産生促進→食べても太りにくい体へ

⑥腸内環境改善→内側から脂肪合成を抑える

どんな食べ物で摂ればいい?

ポリフェノールは、摂取してから30分〜2時間後に体内で働き始め、習慣的に摂ることで効果を発揮します。

そのため、単発で大量に摂るよりも、日々の食生活にうまく取り入れることが大切です。

では、どんな食べ物からポリフェノールを摂れば良いのでしょうか?

【ポリフェノールを多く含む代表的な食品】

✔️ 緑茶・抹茶

→カテキンが豊富で、抗酸化・脂肪燃焼に効果的

✔️カカオ70%以上のチョコ

→フラバノールが豊富で、血流改善や脳機能にもGOOD◎

✔️赤ワイン

→レスベラトロールを含み、血管・代謝・抗老化に関与します

✔️ブルーベリー・ラズベリー

→アントシアニンが目や血管の健康をサポート

✔️くるみ

→ポリフェノールだけでなく、ビタミンEやオメガ脂肪酸も摂れる

✔️大豆製品

→イソフラボンがホルモンバランスに作用

【ポリフェノールを摂る時のポイント】

・毎日少しずつ

・食事や間食で無理なく習慣化

・カフェインや糖分の摂りすぎに注意

どれも摂りすぎはNGです。適量を是非こまめに取り入れてみてください!

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