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2025.09.16

お尻の筋トレで人生が変わる!美尻・姿勢改善・代謝アップを叶える臀筋群の鍛え方

みなさんこんにちは!トレーナーの瀬ヶ沼です!

「お尻の筋トレ」と聞くと、多くの方は「ヒップアップ」「美尻」という美容的なイメージを思い浮かべるかもしれません。もちろん、それも大きな魅力のひとつです。しかし実は、お尻を鍛えることは 健康・姿勢・運動能力・日常生活の快適さ に直結する非常に重要なトレーニングです。
この記事では、解剖学的にお尻の筋肉(臀筋群)がどんな働きをしているのか、鍛えることで得られるメリット、具体的なトレーニング方法、そして継続するためのポイントまで、徹底的に解説していきます。
この記事を読み終えれば「なぜお尻を鍛えるべきなのか」「どう鍛えるべきなのか」がすべて理解できるはずです。

お尻の筋肉(臀筋群)とは?

お尻を形作っているのは主に 臀筋群(でんきんぐん) と呼ばれる筋肉です。具体的には以下の3つが中心となります。

大臀筋(だいでんきん)

お尻の表面に広がる最大の筋肉。
主な役割は 股関節の伸展(脚を後ろに蹴り出す動き) や 外旋(脚を外にひねる動き)。
人体の中でも最大級の筋肉で、立つ・歩く・走る・ジャンプするといった動作に大きく関わります。
鍛えるとお尻のボリュームが増し、ヒップアップ効果が得られます。

中臀筋(ちゅうでんきん)

骨盤の横側に位置する筋肉。
主な役割は 股関節の外転(脚を横に開く動き)。
歩行時に骨盤を安定させる働きがあり、バランスを取るために欠かせません。
鍛えることでお尻の横ラインが整い、丸みのあるシルエットを作ります。

小臀筋(しょうでんきん)

中臀筋のさらに奥にあり、インナーマッスルに分類されることもある。
主に股関節の安定性に関与。
直接的に見た目を変える筋肉ではありませんが、正しい姿勢やスムーズな動作に大切な存在です。

お尻を鍛えるメリット

お尻の筋トレは単なる美容目的にとどまりません。ここでは具体的なメリットを紹介します。

ヒップアップ・美尻効果

大臀筋を鍛えることでお尻が持ち上がり、引き締まったラインを作れます。
中臀筋を鍛えることで横から見た時の張りが出て、丸みのあるバランスの良いヒップに。
余分な脂肪が落ちやすくなり、後ろ姿に自信が持てるようになります。

姿勢改善・腰痛予防

お尻の筋肉が弱いと骨盤が前傾または後傾しやすくなり、反り腰や猫背の原因に。
大臀筋や中臀筋を鍛えることで骨盤が安定し、自然と良い姿勢を保ちやすくなります。
腰への負担が軽減され、腰痛予防にもつながります。

運動パフォーマンス向上

スプリント、ジャンプ、方向転換などあらゆるスポーツ動作にお尻の筋肉は必須。
強い臀筋は爆発的なパワーを生み出し、競技力アップに直結します。
マラソンなど持久系競技でも、骨盤が安定してフォームが崩れにくくなる効果があります。

基礎代謝アップ・ダイエット効果

大臀筋は身体で最も大きな筋肉のひとつ。鍛えることで筋肉量が増え、基礎代謝が向上。
脂肪が燃えやすい体質へと変わります。
ダイエットの停滞期にも効果的です。

日常生活の快適さ

階段を登る、立ち上がる、長時間歩くといった日常動作が楽になります。
将来的な転倒防止や介護予防にもつながるため、年齢を問わず大切です。

お尻が衰える原因を知ろう

「お尻を鍛えましょう」と言われても、なぜ現代人に特に必要なのか気になりますよね。実は日常生活の中に、お尻を弱らせてしまう習慣が潜んでいます。

座りすぎによる筋肉の休眠

長時間デスクワークをしていると、お尻の筋肉はほとんど使われません。その結果「グルート・アミネシア(お尻の筋肉が眠ってしまう現象)」が起き、股関節や腰に負担をかけてしまいます。

加齢による筋肉量低下

20代をピークに、筋肉量は年齢とともに少しずつ減少します。特にお尻の筋肉は大きい分、衰えると見た目や動作への影響が顕著に表れます。

運動不足

歩く・階段を上るといった日常の活動が減っている現代社会では、お尻を意識して使う機会はますます少なくなっています。
→ これらの要因から、お尻は「鍛えなければすぐに衰える筋肉」だと言えます。

男女別:お尻を鍛える目的の違い

女性の場合

・ヒップアップによるスタイル改善
・下半身太り解消(太ももとのバランスが整う)
・冷え・むくみ改善(血流促進)

男性の場合

・競技力向上(瞬発力・ジャンプ力)
・腰痛予防(骨盤・体幹の安定性)
・体型のメリハリ(上半身と下半身のバランス)
目的は異なっても、「お尻を鍛えることが健康と見た目の両方に直結する」という点は共通です。

お尻の筋トレ種目とやり方

ここからは具体的なトレーニング方法を紹介します。自宅でできるものからジム向けまで幅広く解説します。

自宅でできる自重トレーニング

・グルートブリッジ
仰向けで膝を立て、かかとを床に置く。
お尻を持ち上げ、肩から膝まで一直線にする。
ゆっくり下ろし、繰り返す。
15~20回 × 3セット目安。
→ 大臀筋をダイレクトに鍛える基本種目。初心者にもおすすめ。


・サイドレッグリフト
横向きに寝て、上の脚をゆっくり持ち上げる。
腰が反れないように注意。
15回 × 3セット目安。
→ 中臀筋を狙って鍛える。骨盤の安定性向上に効果的。


・ヒップリフト・マーチング
グルートブリッジの体勢から、片脚ずつ交互に持ち上げる。
骨盤が左右に傾かないようコントロール。
→ 体幹と中臀筋を同時に鍛えられる応用編。

ジムでおすすめのマシン・フリーウエイト種目

・スクワット
バーベルや自重で行う基本種目。
大臀筋・大腿四頭筋・ハムストリングを総合的に鍛える。
正しいフォームが必須(膝が内側に入らないよう注意)。


・ヒップスラスト
ベンチに背中を乗せ、バーベルを腰に置きお尻を上下させる。
お尻の筋肉を集中的に鍛える種目として最強クラス。
特にヒップアップ目的の方におすすめ。


・ケーブルキックバック
ケーブルマシンに足首を固定し、後方へ蹴り出す動作。
大臀筋をピンポイントで狙える。
コンディショニングや仕上げに効果的。


・サイドウォーク(バンドウォーク)
ゴムバンドを太ももにつけて、左右に歩く。
中臀筋を強烈に刺激。
ウォーミングアップやお尻の仕上げに最適。

フォームのポイントと失敗例

〇よくある失敗例

・腰を反ってしまう
→ お尻ではなく腰に効いてしまう。
改善策:お腹に軽く力を入れ、腰を守る。

・膝が内側に入る
→ 中臀筋が使えていない証拠。
改善策:膝とつま先を同じ方向に向ける。

・反動を使ってしまう
→ 筋肉に負荷が乗らず効果半減。
改善策:ゆっくりした動作を心がける。

〇フォームの意識ポイント

・「お尻をぎゅっと締める」感覚を持つ

・動作中は常にお尻に効いているかを意識する

・回数よりも質を優先する

ストレッチとセルフケアの重要性

お尻を鍛えるだけでなく、柔軟性を保つことも大切です。固くなりすぎたお尻は腰や膝の痛みの原因になります。

〇おすすめストレッチ

・仰向けでの膝抱えストレッチ
→ 大臀筋を伸ばせる。

・四の字ストレッチ
→ 仰向けで片足を反対の膝にかけ、もう片方の脚を胸に引き寄せる。中臀筋や小臀筋も伸ばせる。

・フォームローラーでのほぐし
→ トレーニング後にお尻をコロコロして筋膜リリース。

トレーニング頻度とプログラムの組み方

・初心者は 週2回程度 からスタート。
・中級者以上は 週3~4回 で部位分けトレーニングに組み込む。
・1回のトレーニングで大臀筋・中臀筋・小臀筋をバランスよく刺激するのが理想。
例:お尻特化メニュー(週2回)
ヒップスラスト(メイン)
スクワット or デッドリフト(複合種目)
サイドウォーク(中臀筋)
グルートブリッジ(仕上げ)

継続のコツ

・鏡や写真で変化を確認 → モチベーションアップ。
・無理のない重量設定 → 正しいフォームを優先。
・ストレッチとケア → お尻の柔軟性がないと腰や膝を痛めやすい。
・食事管理 → 筋肉をつけたい場合はタンパク質を意識。

まとめ

お尻を鍛えることは、美容だけでなく姿勢改善、運動能力の向上、腰痛予防、基礎代謝アップなど、身体にとって数え切れないほどのメリットをもたらします。
そして、臀筋群は意識しないと普段の生活で使われにくいため、意識的にトレーニングに取り入れることが重要です。
「美しい後ろ姿を手に入れたい」
「腰痛を予防したい」
「スポーツパフォーマンスを伸ばしたい」
どんな目的であれ、まずは今日からお尻のトレーニングを始めてみましょう。継続すれば必ず身体と生活に良い変化が訪れます。

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