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2025.08.15

筋トレに効果的な時間帯はいつ?朝・昼・夜のメリットと最適なタイミングを解説

みなさん、こんにちは!トレーナーの瀬ヶ沼です!

筋トレを始めるとき、多くの方が気になるのが「いつトレーニングするのが一番効果的か」ということ。
朝の空気が澄んだ時間に体を動かすのが良いのか、仕事帰りにジムに寄るほうが効率的なのか…答えは一つではありません。

筋トレの効果は、筋肉の反応やホルモンの分泌、体温の変化、そして何よりもあなたの生活リズムに大きく左右されます。例えば、朝型の人が夜中にトレーニングしても集中力が続きにくく、逆に夜型の人が早朝トレーニングをするとパフォーマンスが出しにくいこともあります。

このブログでは、朝・昼・夕方・夜の時間帯別に筋トレのメリットとデメリットを解説し、さらに避けた方がいい時間帯についてもお伝えします。あなたのライフスタイルに合わせた最適な時間帯を見つける参考にしてください。

筋トレに効果的な時間帯はいつ?

人間の体は1日の中で体温・心拍数・ホルモンバランスが変化しています。この「体内リズム(サーカディアンリズム)」が筋トレのパフォーマンスにも影響します。

ざっくり言うと…

朝:交感神経を活性化しやすく、代謝を上げる効果が高い

昼〜夕方:体温が高く筋肉や関節が動きやすい時間帯

夜:1日の疲れをリセットしやすく、ストレス発散にも向く

ただし、それぞれの時間帯にメリットとデメリットがあり、目的や生活リズムによって向き不向きがあります。

・朝に筋トレするメリット・デメリット

メリット

代謝アップ:朝から筋肉を動かすことで交感神経が活性化し、日中の消費カロリーが上がる

習慣化しやすい:仕事や家事の予定が入る前なので時間を確保しやすい

精神的リフレッシュ:脳の覚醒が早まり、集中力が上がる

デメリット

体温が低くケガリスクが高い:筋肉や関節がまだ固い

最大筋力が出にくい:ホルモン分泌や血流がまだ十分でない

早起きの負担:生活リズムが夜型の人には不向き

ポイント
朝トレをする場合は、入念なウォームアップが必須です。ストレッチと軽い有酸素で体温を上げてから筋トレを始めましょう。

・昼に筋トレするメリット・デメリット

メリット

体温が上がっており筋肉が動きやすい:パフォーマンスが高く、ケガリスクも低め

集中しやすい:午前の仕事や家事を終え、心身ともに落ち着いた状態で取り組める

効率的な休憩になる:在宅勤務やフレックスタイムの人には、午後の活力源になる

デメリット

時間確保が難しい:昼休みや隙間時間ではトレーニング時間が短くなりやすい

食後の調整が必要:食事の直後は消化が優先されるため、パフォーマンスが落ちる

ポイント
昼に筋トレするなら、食後1.5〜2時間空けてからがベスト。デスクワークの合間に短時間サーキットトレーニングを取り入れるのもおすすめです。

・夕方に筋トレするメリット・デメリット

メリット

パフォーマンスが最高潮:体温・筋肉の柔軟性・神経伝達が最も高まる時間帯

ストレス発散になる:日中の緊張や疲労を運動で解消できる

筋肥大効果が高い:成長ホルモン分泌や筋肉の収縮効率が良い

デメリット

予定が入りやすい:残業や急な用事でスケジュールが崩れる可能性

混雑しやすい:ジム利用者が多い時間帯

ポイント
筋力アップや筋肥大を狙うなら夕方トレが最適。ジムの混雑を避けるためには、やや早めの16〜17時頃がおすすめです。

・夜に筋トレするメリット・デメリット

メリット

日中のストレス解消:リフレッシュ効果が高く、心の安定にもつながる

時間を確保しやすい:仕事や家事の後にゆっくり取り組める

睡眠の質向上(軽い運動の場合):心地よい疲労で眠りにつきやすくなる

デメリット

激しい運動は睡眠を妨げる可能性:交感神経が優位になり寝付きにくくなる

疲労が残ることも:夜遅くの高強度トレーニングは翌日のパフォーマンス低下を招く場合がある

ポイント
夜トレをする場合は、就寝の2〜3時間前までに終えるのが理想です。特に高強度の筋トレ後は軽いストレッチや入浴で副交感神経を優位にしましょう。

筋トレを避けるべき時間帯

どの時間帯でも運動は可能ですが、筋トレ効果や安全性を考えると避けたほうが良いタイミングがあります。

・起床直後

睡眠中は体温が下がり、筋肉や関節も硬くなっています。起きてすぐに高負荷の筋トレをすると、肉離れや関節痛のリスクが高まります。
対応策:朝トレをするなら、起床後まずは水分補給と5〜10分のウォームアップを行い、体を目覚めさせてから始めましょう。

・食後すぐ

食事直後は消化器官に血流が集中しているため、筋肉への血流が不足します。その結果、吐き気・胃もたれ・パフォーマンス低下が起きやすくなります。
対応策:食後は1.5〜2時間空けるのが理想。軽食の場合でも30分は空けましょう。

・極端な空腹時

エネルギー不足の状態で筋トレをすると、筋肉を分解してエネルギーに変えてしまう「カタボリック」状態になりやすく、筋肥大や筋力アップに逆効果です。
対応策:筋トレ前にバナナやプロテインなど消化の良い軽食を摂ることでパフォーマンスを維持できます。

・就寝直前

寝る直前の筋トレは交感神経を刺激し、脳と体を覚醒させてしまいます。その結果、寝付きが悪くなったり睡眠の質が低下します。
対応策:高強度トレーニングは就寝の2〜3時間前までに終了し、どうしても夜遅くしか時間が取れない場合はストレッチや軽い体幹トレーニングにとどめましょう。

ライフスタイル別・おすすめの時間帯と筋トレメニュー

筋トレの効果は「時間帯そのもの」よりも、「その時間帯を無理なく継続できるか」に左右されます。ここでは、生活パターンごとにおすすめのトレーニング時間帯とメニュー例をご紹介します。

朝型生活の人におすすめの朝トレメニュー

朝型生活の方は、起床後の時間を有効活用して筋トレを習慣化しやすいタイプです。代謝アップや一日の集中力向上にもつながります。

おすすめ時間帯

起床後30〜60分以内(ウォームアップ後)

メニュー例(所要時間:約30分)

ウォームアップ(5分)
軽いジョギングやその場足踏み+ダイナミックストレッチ

自重トレーニング(15分)

スクワット 15回 × 3セット

腕立て伏せ 10〜15回 × 3セット

プランク 30秒 × 3セット

クールダウン(5分)
股関節・肩回り中心の静的ストレッチ

ポイント

高重量よりもフォーム重視

血圧が急に上がらないよう、負荷は徐々に上げる

仕事・家事で忙しい人の夜トレメニュー

日中はまとまった時間が取れない方にとって、夜は筋トレを落ち着いてできる時間帯です。ストレス発散や睡眠前のリラックス効果も狙えます。

おすすめ時間帯

就寝の2〜3時間前まで

メニュー例(所要時間:約40分)

ウォームアップ(5分)
肩回し・股関節回し・軽いジャンプ系運動

全身筋トレ(20分)

ダンベルデッドリフト 12回 × 3セット

ベンチプレスまたは腕立て伏せ 12回 × 3セット

ヒップリフト 15回 × 3セット

有酸素(5〜10分)
ステップ運動やバイクなど軽めの運動

ストレッチ(5分)
太もも・腰・肩周りを中心に

ポイント

強度は中程度で、トレーニング後は入浴や深呼吸で副交感神経を優位に

寝付きに影響しないよう、終了時間に注意

フレックスタイムや在宅勤務の人に昼〜夕方トレメニュー

比較的自由に時間が使える方は、体温が上がっている昼〜夕方の筋トレがベスト。パフォーマンスも高く、筋肥大や筋力アップに向いています。

おすすめ時間帯

昼食後1.5〜2時間〜夕方18時まで

メニュー例(所要時間:約45分)

ウォームアップ(5分)
バイクまたは軽いランニング+関節の可動域ストレッチ

筋力アップメニュー(25分)

バーベルスクワット 8〜10回 × 4セット

ベントオーバーロウ 8〜10回 × 4セット

ショルダープレス 10回 × 3セット

補助種目(5分)
腹筋や体幹トレーニング

クールダウン(5〜10分)
ハムストリングス・肩甲骨周りのストレッチ

ポイント

高重量トレーニングに最適な時間帯

食事やプロテインとのタイミングを調整しやすい

筋トレ効果を高めるポイント

どの時間帯でも共通して意識すべきポイントがあります。効率的に成果を出すためには、単に筋トレを「やる」だけではなく、内容・時間・習慣化の工夫が必要です。

・トレーニングは30分〜1時間が目安

初心者は30分程度でも十分効果あり

中級者以上は種目やセット数を増やし最大1時間を目安

だらだら長時間やるより、集中して行う方が効果的

・適度なインターバル・ストレッチでケガ予防

高重量トレでは2〜3分、筋持久力目的なら30〜60秒が目安

種目間や終了後に軽くストレッチを挟み、関節や筋肉の硬直を防ぐ

特に朝や寒い時期はウォームアップを長めに

・食事とのタイミングを調整する

筋トレ前は消化に負担が少ない糖質+たんぱく質(例:バナナ+プロテイン)

筋トレ後30分以内はたんぱく質+糖質補給(例:プロテイン+おにぎり)で回復促進

食後すぐや極端な空腹は避ける

・続けやすさ重視で習慣化を意識する

「同じ時間に行う」ことで体がトレーニングを習慣として覚える

最初は週2〜3回から始め、慣れてきたら週4〜5回へ

記録アプリやカレンダーで達成感を可視化すると継続しやすい

完璧を目指さず、「できる日だけでもやる」柔軟さが長続きの秘訣

自分に合った時間帯で筋トレを継続!効果が出た成功事例

ここでは、実際に「自分に合った時間帯」で筋トレを継続した結果、大きな成果を得た3人の例をご紹介します。目的やライフスタイルが違っても、共通点は“継続”です。

例1)朝活筋トレで3ヶ月−5kg!忙しい会社員のダイエット成功例

・プロフィール

30代男性・営業職

平日は帰宅が遅く、夜トレは難しい

朝は出社前に1時間の余裕あり

・取り組み内容

平日週4回、出社前にジムで朝トレ

有酸素(バイク15分)+全身サーキットトレ(20分)

早朝は体温が低いため、ウォームアップを念入りに実施

・成果

3ヶ月で体重−5kg、体脂肪率−4%

日中の集中力が上がり、営業成績も向上

生活リズムが整い、睡眠の質も改善

例2)夜トレで産後の体型が復活!育児ストレスにも効いた主婦の実践例

・プロフィール

20代後半女性・主婦

昼間は家事・育児でほぼフル稼働

子どもが寝た後の夜が唯一の自分時間

・取り組み内容

就寝2時間前に自宅で筋トレ(YouTube動画活用)

下半身中心(スクワット・ヒップリフト・ランジ)を20分

トレーニング後はストレッチ+ハーブティーでリラックス

・成果

産後6ヶ月で妊娠前の体重・ウエストに回復

「自分のための時間」を持つことでメンタル面も安定

夜トレが夫婦での会話のきっかけになり関係改善にも

例3)夕方に10分運動で仕事効率1.5倍!在宅ワーカーの実践例

・プロフィール

40代男性・フリーランス(在宅勤務)

長時間デスクワークで肩こり・腰痛に悩む

昼〜夕方は自由時間を調整可能

・取り組み内容

午後3時にタイマーをセットし10分間の自重トレ

腕立て伏せ・スクワット・プランクをサーキット形式で

週5日継続、天気の良い日は散歩を追加

・成果

2ヶ月で体重−2kg、肩こり・腰痛が大幅改善

運動後は集中力が回復し、作業効率が約1.5倍に

気分の落ち込みも減少し、日々の充実度が向上

まとめ|自分の生活に合った時間帯を選ぶことが筋トレ継続のカギ

筋トレは、「どの時間帯が最も効果的か」よりも「自分が続けやすい時間帯はいつか」が重要です。

・朝トレ:代謝アップ・集中力向上に最適。早起き習慣が鍵

・昼〜夕方トレ:体温・パフォーマンスが高く、筋肥大や筋力アップに向く

・夜トレ:ストレス発散やリラックス効果。ただし就寝直前は避ける

避けたほうがいい時間帯は、起床直後・食後すぐ・極端な空腹時・就寝直前。これらはパフォーマンス低下やケガ・睡眠障害の原因になりやすいです。

そして、どの時間帯でも共通して意識すべきは次の4つ。

・トレーニング時間は30分〜1時間

・適度なインターバルとストレッチでケガ予防

・食事とのタイミングを調整

・続けやすさを重視して習慣化

成功事例からもわかるように、自分のライフスタイルに合わせた時間帯で筋トレを続ければ、体型改善や健康増進だけでなく、仕事や家庭、人間関係にも良い影響が出ます。

今日からできる一歩は、「自分にとって無理なく確保できる時間」をまず決めること。あとは小さくても行動を積み重ねるだけです。
時間帯選びは、あなたの筋トレライフを長く、そして楽しく続けるための最初の鍵になります。

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