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2025.11.16

「本当の空腹のサイン」を知ればダイエットがもっとスムーズに!

みなさん、こんにちは!トレーナーの瀬ヶ沼です!
ダイエットを頑張っている方の中には、こんな悩みを感じたことがある方は多いのではないでしょうか?
「急に甘いものが食べたくなる」
「夜になると無性にお腹が空く」
「お腹が空いているのか、ただ食べたいだけなのか分からない」
実はこうした悩みの多くは、空腹の正体を正しく理解できていないことが原因かもしれません。
空腹と一言でいっても、
・本当に身体がエネルギーを必要としている「本当の空腹」
・体が必要としていないのに起こる「偽の空腹」
の2種類があります。
この違いを見分けられるようになると、無駄な食欲に振り回されにくくなり、ダイエットが今よりスムーズに進みやすくなると考えられています。
今回のブログでは、
「本当の空腹のサイン」について解説し、あなたが食欲と上手に付き合えるようになるための方法をご紹介します。

なぜ「本当の空腹のサイン」を理解するとダイエットが進みやすくなるのか?

その理由はとてもシンプルです。
■多くの人は「空腹ではないのに食べている」ことが多い
ダイエットが停滞する理由の1つに、
体が求めていないにもかかわらず、心理的なきっかけで食べてしまうという習慣があります。
これを減らすことができれば、自然と食事量のコントロールがしやすくなるため、
結果的にダイエットが進みやすくなる可能性が高まります。
偽の空腹には、以下のような原因があります。
・ストレス
・退屈
・習慣(決まった時間だから食べる)
・香りやSNSの写真に刺激される
・血糖値の乱高下
・単なる食欲(お腹は空いていない)
逆に、本当の空腹のサインを理解して食事のタイミングを見直すことで、食べすぎが抑えられるようになる人も多いです。

「本当の空腹のサイン」とは?

本当の空腹とは、身体がエネルギーを必要としている状態のことです。
そして、身体は意外とわかりやすいサインを出しています。
【本当の空腹のサイン】
1. お腹のあたりが軽く鳴る(グーッという感覚)
胃が空になり、次の食事の準備をしているサインです。
2. 甘いものでなくても食べられる
おにぎり、ゆで卵、スープなど“味が濃くなくても食べたい”と思えるのは本物の空腹である可能性が高いです。
3. 体に焦りやイライラがない
本当の空腹は穏やかに訪れます。
4. 少しずつ空腹感が増していく
時間とともにじわじわ強くなるのが特徴です。

「偽の空腹」の特徴とその正体

次に、偽の空腹。
これを見抜けるようになると、食事のコントロールがかなりしやすくなります。
【偽の空腹の原因と特徴】
① 血糖値の急降下
甘いものや精製された炭水化物を食べたあとに起こりやすい現象。
本当のエネルギー不足ではなく、血糖値の乱高下による反応です。
② ストレスや不安
ストレスがかかると「快楽」を求めて食べたくなることがあります。
これは“気持ち”が求めている空腹。
③ 退屈・暇
手持ち無沙汰で何かつまみたくなるのは、身体の空腹とは関係ありません。
④ 特定の食べ物だけを欲する
「ポテチだけ食べたい」「甘いものだけ食べたい」というのは、味や刺激を求めているだけの可能性が高いです。
⑤ 食べてもすぐまた何か欲しくなる
本当の空腹なら、食べればある程度満足します。
それが起きない場合は心理的要因のことが多いです。

本当の空腹を見極めるための空腹観察トレーニング

トレーナーとして多くのお客様におすすめしている、
無理なく空腹を見極められるようになる練習方法をご紹介します。
〇STEP1:食事前に10秒チェック
食べる前に以下を確認しましょう。
・本当にお腹は鳴っている?
・甘いもの以外でも食べたい?
・直前にストレスを感じていない?
・2〜3時間以内に何か食べていない?
・水分不足ではない?
これだけで「食べる必要があるのか」がわかりやすくなります。
〇STEP2:空腹を15分だけ観察してみる
偽の空腹は時間が経つとスッと消えることが多いです。
一方で、本物の空腹は時間とともに強くなっていきます。
〇STEP3:水分を200ml飲む
喉の乾きと空腹は体感が似ています。
水を飲んでも空腹が続く場合、食事タイミングかもしれません。
〇STEP4:間食は「本当の空腹」を感じたときだけ
なんとなくの間食を減らすだけでも、食事リズムが整いやすくなります。

本当の空腹を味方につける痩せやすい食べ方

空腹のサインを理解できるようになったら、食事内容も整えるとさらに効果的です。
① GI値の低い食品を選ぶ
血糖値の乱高下を防ぐことで、偽の空腹が生まれにくくなる可能性があります。
例:玄米、全粒粉パン、そば、野菜、肉・魚・卵
② タンパク質を毎食入れる
満足感が持続しやすい栄養素です。
③ 脂質を適量摂る
極端に脂質を減らすと、満腹のシグナルが出にくくなります。
④ ゆっくり噛んで食べる
早食いは満腹中枢が働く前に食べすぎてしまう原因になります。
⑤ 夜遅い食事は最小限に
夜は心理的な食欲が出やすい時間帯です。

よくある質問(Q&A)

Q. 朝お腹が空かないのは問題ですか?
A. 体質によるもので、特に問題ではないことが多いです。
Q. 仕事中に甘いものが欲しくなるのは?
A. 血糖値の乱れが影響している可能性があります。
Q. 空腹を感じないのは太る?
A. 空腹を感じにくい人は、満腹感のサインも感じにくい場合があり、食事量が増えやすい傾向があります。

空腹とうまく付き合うための生活リズムづくり

本当の空腹のサインを理解することはとても大切ですが、日常生活のリズムが乱れていると、そもそもそのサインが分かりにくくなることがあります。
ここでは、空腹を健全に感じやすくするために、多くの方に共通して役立つ「生活リズムの整え方」をご紹介します。

1. 食事のリズムを整えると空腹の質も整う

日々の食事時間がバラバラだと、体内時計が乱れ、空腹のタイミングも分かりにくくなります。
まずは、朝・昼・夜の大まかな時間帯を固定すること から始めてみましょう。

ポイントは「正確な時刻に食べること」ではなく、
おおよそ同じタイミングで食事をする習慣をつくることです。

人の体は習慣に合わせて働くため、自然と空腹の波が整ってきます。

2. 睡眠と空腹は密接に関係している

睡眠不足は、空腹ホルモンである「グレリン」を増やし、食欲を抑える「レプチン」を減らすことが分かっています。
つまり、睡眠が乱れると偽の空腹を感じやすくなります。

以下のようなことを意識すると、空腹の感じ方がより安定しやすくなります。

・寝る前のスマホを控える

・カフェインは夕方までに

・就寝・起床時間を一定にする

・夜食の習慣を作らない

特に夜食は眠りの質を下げ、翌日の食欲を乱す原因になります。

3. 運動習慣で空腹のリズムが整う

運動は血糖値を安定させ、偽の空腹を減らすのに役立ちます。
激しい運動でなくても構いません。ウォーキングやストレッチでも十分効果が期待できます。

また、運動することで「自然にお腹が空く」という感覚を取り戻す人も多いです。

特におすすめのタイミングは、

・朝の軽い運動

・昼食前の短いウォーキング

・夕食前の軽い筋トレ

など、空腹に影響しやすい時間帯。

運動そのものが空腹を感じさせるわけではありませんが、生活リズムが整いやすくなり、
変なタイミングで食欲が暴れるという現象が減る傾向にあります。

4. 心の空腹と身体の空腹の区別をつける習慣を育てる

空腹と向き合ううえで重要なのが、心の空腹を丁寧に扱うことです。

たとえば…

・仕事のストレス

・不安

・退屈

・寂しさ

・ご褒美が欲しい気分

といった感情は、食欲として現れやすい傾向があります。

これらを否定する必要はありませんし、食べることも悪いことではありません。
ですが、食欲をコントロールしたい場合には、

「私は今、どんな気持ちで食べたいと思っているのか?」

という自分への質問を1つ加えるだけで、無意識の食べすぎを大きく減らせることがあります。

さらに、

・横になって深呼吸を10回する

・温かい飲み物を飲む

・少し外の空気を吸う

など、短時間のクールダウンを挟むことで、
心理的な食欲が落ち着くケースもよくあります。

5. 「絶対に我慢しない」ことも大切

空腹を理解することは大切ですが、注意したいのは 空腹を過剰に我慢し続けないこと です。

強い我慢は、

・反動で食べすぎ

・食事リズムの乱れ

・ストレスによる偽の空腹

・代謝の低下

などにつながる場合があります。

空腹と上手につき合うとは、
我慢でコントロールするのではなく身体の声を丁寧にキャッチすることです。

本当の空腹が来たときは、適切に食べる。
偽の空腹のときは、別の方法でケアする。

この「切り替え力」が育つと、ストレスを溜めずに食欲と向き合えるようになります。

まとめ:空腹は敵ではなく、身体と向き合うためのヒント

多くの方が空腹=つらいものと感じますが、実は空腹は身体からのメッセージであり、あなたの健康管理に役立つヒントでもあります。
本当の空腹のサインを理解し偽の空腹を見極められるようになると、
・食べすぎが減る
・食事コントロールがしやすくなる
・心の食欲と身体の食欲の違いがわかる
など、ダイエットに役立つ変化を感じる方が多いです。
無理に我慢したり、極端な食事制限をする必要はありません。
大切なのは、身体の声を丁寧に聞き分ける習慣をつけること。
今日からぜひ、本当の空腹のサインを意識しながら食事と向き合ってみてください。
もし空腹との付き合い方や食事内容で迷ったら、お気軽にジムでトレーナーに相談してくださいね!

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