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2025.07.19

【女性に多い足の悩み】外反母趾の原因と対策|靴選び・予防ストレッチも紹介!

こんにちは!
トレーナーのYUKIです。

今回は、女性にとても多い足のお悩み「外反母趾(がいはんぼし)」についてお話しします。

「最近、親指のつけ根が痛い…」
「ヒールを履くと足がつらい…」
そんなお悩みがある方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

■外反母趾ってどんな状態?

外反母趾とは、足の親指が内側(人差し指の方向)に曲がってしまい、つけ根の関節が出っ張って痛くなる状態のことです。とくに女性に多く、見た目が気になるだけでなく、放っておくと歩くのもつらくなることがあります。

特に以下のような方は注意が必要です。

・ヒールや細い靴をよく履く
・長時間立ちっぱなし
・足に合わない靴を履いている
・親や祖父母に外反母趾の人がいる

■外反母趾になる主な原因

①靴の影響

つま先が細く、かかとの高い靴は、親指に大きな負担がかかり、外反母趾を進行させやすいです。

②筋力や体の使い方

足の筋力が弱かったり、姿勢や歩き方にクセがあると、足にかかるバランスが崩れ、変形が進みます。

③遺伝や加齢

外反母趾は遺伝の影響もあります。また、年齢とともに筋力が落ちることで、悪化しやすくなります。

■よくある症状は?

・親指のつけ根が出っぱって痛い
・靴を履くと当たってつらい
・親指の動きが悪くなる
・タコや魚の目ができやすい
・人差し指が浮いたり曲がったりする
最初は痛みがなくても、放っておくと進行して、手術が必要になることもあります。

■自分でできる外反母趾対策

◎靴の選び方

つま先が広く、親指がしっかり動かせる靴
ヒールは3cm以下が理想
クッション性と安定感のある靴底

◎インソールやサポーター

足のアーチを支える中敷きや、指を広げるトーセパレーター(指の間に挟む道具)もおすすめです。

◎足のストレッチ&筋トレ

1日5分でもOK!足の筋肉を鍛えることで、変形の進行を防ぐことができます。

おすすめエクササイズ

・足指じゃんけん(グー・チョキ・パー)
・タオルギャザー(床のタオルを指でたぐり寄せる)
・足裏リリース(ゴルフボールやフォームローラーでマッサージ)

それぞれ後ほど詳しく解説します!

■それでも治らない場合は…?

初期の段階であれば、靴の見直しや運動で進行を抑えられますが、変形がひどくなってくると手術が必要になることもあります。

手術にもいくつかの方法があり、最近では「最小侵襲手術(MIS)」という、体への負担が少ない方法も選べるようになっています。

不安がある場合は、整形外科の専門医に相談しましょう。

■外反母趾の予防に大切なこと

・足に合った靴を選ぶ
・ヒールは長時間履かない
・毎日のちょっとした運動を習慣にする
・違和感があれば、早めにケア・相談

■外反母趾は日常生活の中でも進行する

外反母趾というと、「ヒールを履く女性だけの悩み」と思われがちですが、実は日常生活の中にも進行リスクがたくさん隠れています。

例えば…

・自宅ではスリッパで、ペタペタと歩いている
・立ちっぱなしの仕事が多い(美容師、販売、調理師など)
・デスクワークで座りっぱなし→血流が悪くなる
・姿勢が崩れていて、体重がつま先側にかかりがち
・運動不足で足裏や指の筋力が落ちている
こうした要素が重なると、気づかないうちに足のアーチが崩れ、親指への負担が大きくなってしまいます。

特に足指が「握る・広げる・支える」動きが少ない現代人は、外反母趾や足のトラブルに陥りやすい傾向にあります。

■ジムトレーナーが勧める「足トレ」5選

足元の安定は、姿勢や全身のバランスにもつながります。
そこで、外反母趾の予防にも役立つ簡単な足のトレーニングを紹介します!

①足指グーパー運動

床の上で足指をグー・パーと動かします。初めは動かしにくい方も多いですが、毎日続けると柔軟性と筋力がアップします。

目安:1日30回 × 2セット

②タオルギャザー

タオルを床に置き、足の指でたぐり寄せます。足裏の細かい筋肉が鍛えられます。

目安:左右各1回ずつ(慣れてきたら2セット)

③足指ジャンケン

足指でグー・チョキ・パーを作る練習。最初は難しいですが、指の可動域を広げるのに効果的です。

目安:朝晩5回ずつ

④かかと上げ運動(カーフレイズ)

立った状態でかかとをゆっくり上げ下げ。ふくらはぎと足裏の筋肉が鍛えられ、足全体の血流もアップ。

目安:1日20回 × 2セット

⑤ゴルフボールリリース

足裏でゴルフボールをコロコロ転がすことで、筋膜をゆるめて血流改善。立ち仕事の後やヒールの後におすすめ。

目安:1日5分

■実は外反母趾と関係する「姿勢」と「歩き方」

外反母趾の方を見ていると、「足だけでなく姿勢全体に原因がある」ケースがとても多いです。

たとえば…

・骨盤が前に傾いている
・猫背や巻き肩
・歩くときに膝が内側に入る(内股歩き)
・足の外側ばかり使っている
これらの状態では、体の重心がうまく保てず、結果として親指の付け根に負担が集中します。つまり、外反母趾は足だけの問題ではなく、全身の姿勢や動きのクセが大きく影響しているのです。

トレーナーの立場から見ても、まずは正しい姿勢・重心の取り方を整えることが重要です。姿勢改善のためには、以下のポイントもチェックしてみてください:

・立ったとき、両足に均等に体重が乗っているか
・歩くときに足裏全体で着地できているか
・骨盤が前に出すぎていないか
こうした点に気をつけるだけでも、足への負担が軽くなり、外反母趾の進行を防げます。

■実際に多い相談「手術すべき?」「どこまでセルフケアで改善できる?」

ジムに来られるお客様の中にも、「外反母趾で手術を勧められたけど迷っている」「これ以上ひどくならないように何をすればいいのか分からない」という方が多くいらっしゃいます。

まずお伝えしたいのは、痛みが軽度・日常生活に支障がない段階であれば、運動や靴の見直しだけでも十分効果があるということです。

ただし、

・歩くたびに強い痛みがある
・親指の角度が極端に曲がってきた
・足の変形で靴が履けない
・痛くて運動もできない
という方は、整形外科での診断をおすすめします。特にX線で親指の角度(HVA)を測ると、進行度がわかります。

最近では「最小侵襲手術(MIS)」といって、メスで大きく切らずに済む手術方法も登場しており、入院も短期間で済むケースが増えています。

もちろん手術は最終手段。まずは日常生活の中でできる対策を取り、無理せず状態を見極めていくことが大切です。

■よくある質問Q&A

Q. 外反母趾は自然に治りますか?

A. 完全に元通りに戻すのは難しいですが、進行を止めたり痛みを軽減することは十分に可能です。早い段階での対策がカギになります。

Q. ヒールは履いてはいけませんか?

A. 毎日長時間履くのは避けた方がよいですが、短時間や特別な日の着用であれば問題ありません。その後に足のケアをすればリスクは下げられます。

Q. 男性でも外反母趾になりますか?

A. はい、なります。特に体重が増えた方や、スポーツ歴がある方、立ち仕事の多い方に見られます。

Q. 外反母趾サポーターは効果がありますか?

A. 痛みの緩和や、指の矯正補助としては効果的です。ただし、変形を完全に戻すことはできません。

■まとめ

外反母趾は靴の問題だけでなく、姿勢・筋力・生活習慣が複雑に関係する
足の筋トレやストレッチを習慣にすることで、進行を予防・痛みを軽減できる
日常の靴選びや姿勢の見直しもとても大切
手術が必要なケースもあるが、まずはセルフケアと早めの専門相談を
トレーナーとしても「足元から整える」サポートをしていきます!

■最後に

私たちが毎日使う「足」は、あなたの体を支える大切な土台です。
その足にトラブルが起きれば、姿勢も、歩き方も、全身の不調につながってしまいます。

ヒールを履くこと、オシャレを楽しむことをやめる必要はありません。
でもその分、「履いた後のケア」や「足を労わる習慣」を意識してみてください。

あなたの足が元気でいられれば、全身の健康、美しさ、そして心の安定にもつながります。

気になる症状がある方は、トレーナーにもぜひご相談くださいね。
一緒に、足元から健康と美しさをつくる習慣を始めていきましょう!

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