【ボディビルとボディメイクの違い】同じ筋トレでも、目的が違えばやり方は変わる

筋トレを始めて少し経つと、よく出てくる言葉がこの2つ。
• ボディビル
• ボディメイク
どちらも「体を良くする」イメージはありますが、実はこの2つ、目的がかなり違います。
目的が違えば、当然 トレーニングのやり方・食事・生活の優先順位も変わってきます。
今回は、できるだけ分かりやすく、いろんな視点を混ぜながら整理していきます。
まず結論:ボディビルは「競技」、ボディメイクは「ライフスタイル寄り」
ざっくり言うと、ボディビルは競技です。
プロスポーツと同じで、勝つためには「普通の生活」よりも、競技のルールが優先されます。
例えば、
• 仕上がり(筋量・絞り・見せ方)を最大化する
• そのために睡眠・食事・トレーニングが最優先になる
• 期間によっては生活がかなり制限される(外食、飲み会、旅行など)
もちろん全員が極端にやっているわけではないですが、
競技になった瞬間、求められるレベルが一段上がるのは事実です。
一方でボディメイクは、もっと幅が広い言葉です。
• 健康的に引き締めたい
• 体脂肪を落としたい
• 姿勢を整えたい
• 肩こり腰痛を減らしたい
• 見た目を良くしたい(でも生活は崩したくない)
こういう生活の中での目的が中心になりやすい。
だからこそ、ボディメイクは 人によって正解が変わります。
ボディビルの真似がそのまま正解になりにくい理由
SNSやYouTubeで、ボディビルダーのルーティンを見るとモチベは上がります。
ただ、同じようにやれば同じ結果が出るかというと、そう簡単ではありません。
理由はシンプルで、前提が違うから。
• トレーニング頻度・回復力・筋量の土台
• 生活の自由度(仕事や家事、ストレス)
• 食事管理に使える時間と労力
• 競技に必要な「絞り」のレベル
ボディビルは「競技としての完成形」を目指す世界なので、一般の人がそのまま真似すると、負担が大きすぎることがあります。
もちろん、ボディビルから学べることも多いです。
ただし大事なのは、自分の目的に合わせて翻訳することです。
筋トレは「連動を崩す」側面もある
ここが少し重要な話。
人の体は本来、全身がつながって動きます。
歩く、立つ、物を持つ、投げる。全部、連動が前提です。
でも筋トレ(特に筋肉を狙って鍛える種目)は、ある意味で
• 余計な動きを減らす
• 狙った筋肉に負荷を集める
ために、動きを限定します。
例えば、二頭筋を狙いたいなら
• 肩が動きすぎない
• 反動で全身を使わない
• 肘の動きがブレない
みたいな方向にフォームを整えますよね。
これは悪いことではなく、筋肉を育てるには必要な技術です。
ただ、やり方によっては本来の連動を置いていくこともある。
だからこそ、ボディビル寄りになるほど
• 単一の筋肉を強く狙う
• 生活動作とは別のフォームになる
• 可動域や姿勢のクセが偏る可能性がある
こういう側面が出やすい、というのは知っておいて損がありません。
ボディメイクは「生活に馴染むやり方」が強い
ボディメイクは、競技のように生活を捨てる必要はありません。
むしろ多くの人にとっては
• 継続できる
• 怪我をしにくい
• 日常が楽になる
• 見た目も良くなる
この全部を、ほどよく狙う方が価値が高いです。
そのためには、筋トレの内容も少し変わってきます。
• 連動を活かす種目も入れる
• 体幹や呼吸が抜けないフォームを優先する
• 追い込みよりも「回復してまたできる」ことを大事にする
• 姿勢が崩れる重量は扱わない(扱っても管理する)
こういう考え方の方が、長期的に体が整いやすい人が多いです。
実際はグラデーションでいい
たぶん一番リアルなのはここ。
「ボディビルか、ボディメイクか」って、白黒はっきり分けなくてOKです。
実際はグラデーション。
• 健康が最優先(怪我は絶対したくない)
• 見た目のために、多少の負荷は受け入れる
• 絞りは頑張りたいけど、生活は崩したくない
• 競技は出ないけど、トレーニングは本気でやりたい
こういう中間の人が一番多いと思います。
どこまで頑張るかは、性格・生活・目的で変わる。
だから、ボディビル的な知識や種目も
• 使えるところは使う
• 合わないところは捨てる
でかまいません。

じゃあ自分はどっち?迷ったときの判断基準
迷う人は、まずこの3つを考えると整理しやすいです。
1)一番欲しいのは「見た目」?「生活の快適さ」?
どっちも大事だけど、優先順位を決める。
2)生活の中で削れるものは何?
睡眠・外食・飲み会・自由時間。どこまで削れるか。
3)怪我のリスクをどこまで許容できる?
重量・頻度・追い込みを上げるほど、リスクはゼロにはなりません。
ここが整理できると、トレーニングの方向性がはっきりします。
まとめ
• ボディビルは「競技」なので、一般の人と同じやり方になるとは限らない
• 筋トレは筋肉を狙うほど、連動を“限定する”側面がある
• ボディメイクは生活に馴染むやり方の方が長続きしやすい
• 多くの人はグラデーションでOK。「どこまで頑張るか」を自分で決めればいい
結局、体づくりって「目的に合っているか」が一番大事です。
ボディビルがすごいのは間違いないけど、全員が同じ道を選ぶ必要はありません。
自分の生活に合う形で、ちゃんと続けられるやり方を選んでいきましょう。