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2025.11.30

体脂肪率の平均と理想の体を作るための正しい知識と対策

みなさん、こんにちは!トレーナーの瀬ヶ沼です!
今回のは、お客様から最も質問の多い「体脂肪率」について、平均値や理想値、体脂肪率と筋肉量の関係、そしてタイプ別の改善方法まで徹底的に解説していきます。
この記事を読み終わる頃には、
・体脂肪率とは何か、なぜ重要なのか
・年代・男女別の体脂肪率の平均と理想
・体脂肪率が下がらない本当の原因
・自分がどの体型パターンに当てはまるのか
・明日からできる具体的な改善戦略
これらがすべて理解でき、理想の体に向けスタートできる状態になっています。

体脂肪率とは?

体脂肪率(たいしぼうりつ)とは、体重のうち体脂肪が占める割合のこと。
例:体重60kgで体脂肪が12kg →12kg ÷ 60kg × 100 = 体脂肪率20%
体重だけでは体の中身はわかりません。
体重が減っても筋肉が落ちて体脂肪が増えていることもありますし、逆に体重が増えても筋肉量が増して体脂肪率が下がっている場合もあります。
だからこそ、健康も見た目も重視する人にとって
体重より体脂肪率が重要 なのです。

男女別の体脂肪率の平均・理想

まず、体脂肪率の平均的な目安を理解しておきましょう。
■ 男性の体脂肪率の目安
10%以下:非常に引き締まった状態。アスリートレベル。
11〜15%:一般的に細身で引き締まった印象。筋肉の線が見えやすい。
16〜20%:標準的な体型。健康的な範囲。
21〜24%:やや脂肪が目立ち始める。
25%以上:肥満の判定になる。
■ 女性の体脂肪率の目安
18%以下:アスリートレベル。体調管理が必要。
19〜22%:引き締まった印象。モデル体型に近い。
23〜28%:標準的で健康的な範囲。
29〜34%:脂肪がつきやすい状態。
35%以上:肥満とされる。
■ 理想値と目的別の指標
・健康を目的とする場合
男性は15〜18%、女性は22〜26%が最もバランスが良いとされます。
・見た目を整えたい場合
男性は12〜15%、女性は18〜22%が人気のゾーンです。
・スポーツ競技・大会を目指す場合
男性は8〜12%、女性は15〜18%

ここで誤解してほしくないのは、体脂肪率は低ければ良いというものではないということです。
特に女性はホルモンバランスの維持に一定の体脂肪が必要です。無理な減量は大きなリスクを伴います。

体脂肪率と筋肉量・体脂肪量の関係

体脂肪率を下げる方法は 体脂肪を減らす または 筋肉量を増やす の2つしかありません。
多くの人はダイエット=体重を減らすことに意識が向きますが、痩せるとは体脂肪を落とすことです。
・体重が落ちたのに体脂肪率が下がらない原因
・筋肉が減っている(代謝が落ちる)
・食事制限のみで栄養不足
・たんぱく質不足
・運動量の不足
・睡眠不足・ストレスによるホルモン低下
つまり、正しいダイエットには、筋肉量を維持・増加させながら体脂肪量を減らすことが必須です。

体脂肪率別の身体の状態と対策

◆ 体脂肪率30%以上(男性) / 35%以上(女性)
・内臓脂肪が多く生活習慣病のリスク
・階段・動くと息切れ
・運動習慣がない or 食生活が乱れている
対策
・まずは食事改善:糖・脂・アルコールの制限
・週3回のウォーキング or バイク
・軽めの筋トレからスタート(スクワット・プランク)
・水分摂取1.5〜2.0L
◆ 体脂肪率25〜30%(男性) / 30〜35%(女性)
・見た目にも脂肪が気になる
・運動しても体が変わりにくい
対策
・筋トレ週2〜3回(大きな筋肉:脚・胸・背中)
・タンパク質多めの食事(体重×1.2〜1.6 g)
・有酸素運動は筋トレ後に20〜30分
・就寝前の炭水化物調整
◆ 体脂肪率20〜25%(男性) / 25〜30%(女性)
・普通体型に見えるが引き締まらない
・体重の変化はないのに見た目変わらない
対策
・身体を変えたいなら筋肉量UPが鍵
・BIG3(スクワット・デッドリフト・ベンチ)等の強度高めトレ
・PFCバランス管理(例:P30% F20% C50%)
・サプリはプロテインを活用
◆ 体脂肪率15〜20%(男性) / 20〜25%(女性)
・見た目が引き締まってくるライン
・腹筋やラインが出始める
対策
・HIITやサーキットで脂肪燃焼効率UP
・筋トレの重量アップ
・カーボサイクル(炭水化物調整)
◆ 体脂肪率〜15%(男性) / 〜20%(女性)
・競技レベル・大会ボディライン
・維持には高い自己管理能力
対策
・食事管理の徹底
・明確な目標設定
・リバウンドを防ぐフェーズ管理
・体脂肪率を下げるための黄金ルール
① 食事:7割
・たんぱく質:体重×1.5g
・炭水化物:トレ日のみしっかり
・脂質:良質な脂に変更(ナッツ/青魚/オリーブオイル)
・間食のコントロール
・アルコールはほどほどに
② 筋トレ:2〜3割
・週2回以上で効果
・正しいフォームが最重要
・大きい筋肉を優先し、全身を鍛える
③ 生活習慣:代謝管理
・睡眠7時間
・水分2L
・ストレスケア
・姿勢改善

理想の体を作るために必要な思考とメンタル戦略

ダイエット成功の最大のポイントは、「続けられる仕組み」を作ることです。
● 人は習慣の生き物
モチベーションは必ず下がります。しかし、習慣は下がりません。
・目標ではなく行動を設定する
・完璧を目指さず70点で続ける
・成果より過程を評価する
例:
×「3ヶ月で5kg痩せる」
○「週3回ジムに行く」「毎食たんぱく質を入れる」
● ダイエットは感情ではなくデータで進める
体重が増えた=悪ではありません。
筋肉量と水分で体重は簡単に変動します。
・体脂肪率
・筋肉量
・体重
・見た目の写真
・食事記録
これらを毎週確認することで、正しい判断ができます。
● 失敗は成長。リバウンドは戦略の問題
ダイエットを失敗した人の多くは意思の弱さではなく、
方法を間違えていた だけです。
・食べなさすぎ
・有酸素だけ
・追い込みすぎ
・続かない内容で始める
結果ではなく方法を改善すれば誰でも成功します。

理想の体へ向かうための3ステップ

ステップ1:現状把握
・体脂肪率
・生活習慣
・食生活
・ストレス/睡眠
まず自分の位置を知るところがスタートです。

ステップ2:適切な戦略を選ぶ
・脂肪が多い人 → 食事と軽い運動から
・普通体型だが引き締まらない → 筋トレ優先
・既にトレ歴ある → 強度アップと栄養戦略
ダイエットはオーダーメイドです。

ステップ3:継続の仕組みを作る
・予定をカレンダーに固定
・成果を記録
・周りに宣言する
・ジムやトレーナーの力を借りる
努力ではなく仕組みで続くように。

体脂肪率を下げるためのNG行動

以下は、多くの方が無意識にやってしまい、結果が出ない原因となる代表例です。
・夜に食べなければ痩せると思っている
→ 食事量が減ると筋肉が減り、体脂肪率は逆に上がります
・有酸素だけすれば痩せると思っている
→ 筋肉量が落ち代謝が下がるためリバウンドしやすい
・プロテインを飲めば筋肉が増えると思っている
→ トレーニングとセットではじめて効果がある
・サプリや流行の方法に頼る
→ 基礎の積み上げなくして結果は出ません
体づくりの本質はとてもシンプルで、食事・運動・休養の質を上げ続けることです。

【実践編】明日から始める体脂肪率改善の行動リスト

〇食事
・1食に必ず手のひら1枚分のたんぱく質を入れる
・炭水化物は運動の日に多め、休みの日は控えめ
・毎食前に水をコップ1杯飲む
・食事内容を写真で記録
〇生活
・7時間以上の睡眠を確保する
・1日8000歩を目指す
・間食はナッツやヨーグルトなど加工品を避ける
〇トレーニング
・筋トレ週2回を最低ラインに設定
・脚・胸・背中の大きい筋肉を優先
・終わったら「チェックマーク」を付けて見える化
継続のコツは、難しいことをやるのではなく簡単なことを積み重ねること です。

【まとめ】体脂肪率はあなたの努力の証として現れる数字

体脂肪率は、ただの数値ではありません。
・食事の質
・トレーニングの内容
・睡眠や生活習慣
・ストレス管理
それらすべての結果です。
思い描く理想の体があるなら、今日からできる小さな一歩を始めてください。
半年後、必ず別人になれます。
そしてその過程こそが、人生の価値になります。
もし1人では難しい場合は、ぜひ私たちトレーナーを頼ってください。
あなたの未来は、あなたが選ぶ行動で必ず変わります。

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