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2026.01.13

股関節が硬いと感じる本当の理由、ストレッチだけに頼らない動かし方の考え方

「股関節が硬い気がする」
「ストレッチしても柔らかくならない」
「動くと詰まる感じがする」
こうした悩みは、運動している人だけでなく、普段あまり体を動かさない方からもよく聞きます。
股関節というとストレッチで開いたり、伸ばしたりするイメージが強いかもしれません。
ただ実際には、股関節は股関節だけを動かすことに意識を向けすぎると、かえって動きにくくなる関節でもあります。
今回は股関節の柔軟性を「動かす」と「動かされる」、この両方の視点から考えながら、実践しやすいトレーニングを紹介します。

「股関節が硬い」と感じる本当の理由

「股関節が硬い」と感じていても、実際に股関節そのものが動かないとは限りません。
多くの場合、
• 股関節に意識を向けすぎて、動きが固まっている
• 足の重心移動に合わせた股関節の動きがうまく使えていない
• 本当は動ける範囲があるのに、「ここまでしか動けない」と体が思い込んでいる
といったことが重なって、結果として「硬い」「詰まる」と感じているケースが多くあります。
つまり、股関節が硬いのではなく、動かし方や捉え方がズレているだけということも少なくありません。

柔軟性は「止まった状態」より「動きの中」で出やすい

ストレッチは、止まった状態で筋肉や関節を伸ばします。
もちろんそれ自体が悪いわけではありませんが、日常生活やスポーツで使われる股関節はほとんどが動きの中で使われています。
最近の運動やリハビリの分野でも、
• 可動域は、静止より動作の中で出やすい
• 「どれだけ伸びるか」より「どう動けるか」が大切
といった考え方が広がっています。
そこで今回は、OKC(足が床から離れた動き)とCKC(体重が床にかかった動き)
この2つを使って、股関節の柔軟性を引き出していきます。

【OKC】股関節は「膝の動きについてくる」

まずはOKCから。
OKCでは、股関節を「動かそう」と考える必要はありません。
膝の動きに反応する中で、股関節が自然と動かされる形を使います。

OKC①:膝で追い続ける動き

〇やり方
立った状態で片脚立ちになる
(手は壁や支えを使ってOK)
浮いている側の脚の膝に、他の人が軽く手を当てる
触っている人が、ゆっくり手を動かす
膝でその手を追い続けるように動く
〇ポイント
• 股関節を動かそうとしない
• 膝を追うことだけに集中する
• 速く追いかけない
膝を追っているうちに、股関節が前後・左右・ねじれるように動いてくる感覚が出てきます。

OKC②:膝から避ける動き

〇やり方
立った状態で片脚立ち
他の人が、浮いている脚の膝に触りにくる
膝を触られないように避ける
〇この動きの意味
どの方向に動けばいいかを考えなくても、体が自然に「動きやすい方向」を探します。
自分でコントロールしようとしない分、体が勝手に動き方を学びやすいのが特徴です。

【CKC】体重をかけたまま股関節を使う

次はCKCです。
CKCでは体重が床にかかった状態で動くため、日常動作にかなり近い形になります。
ここでは股関節を「単独で動かす」のではなく、体重を支えながら、動きの中でコントロールする感覚を大切にします。

CKC:ねじりながらしゃがんで立つ動き

〇やり方
足を肩幅より少し広めに開いて立つ
かかとはできるだけ床につけたまま、準備運動の伸脚をするように、片側に体重を乗せる
体重をかけた側にお尻をゆっくり床に近づけて座る
お尻を床につけたまま、体重をかけている側の膝を内側に倒す
同時に上半身を同じ方向にねじる(反対側の脚は外に向く)
一度、お尻を落とした姿勢に戻る
そこから体重をかけていた脚で立ち上がる
〇ポイント
• 無理のない範囲で行う
• コントロールしながら動く
• 股関節を伸ばそうとしない
体重がかかった状態で、股関節が「動きの流れの中で」使われる感覚を大切にしてください。

股関節の柔軟性は「結果としてついてくる」

今回紹介した動きに共通しているのは、
• 無理に広げない
• 可動域を作ろうとしない
• 動きの中で自然に使う
という点です。
股関節の柔軟性は頑張って作るものではなく、動きが増えた結果としてついてくるものであることも多いです。

まとめ

股関節の柔軟性を考えるとき、ストレッチだけに頼る必要はありません。
• 意識を向けすぎない
• 動きに反応する
• 体重がかかった状態で使う
こうした条件が揃うと、
股関節は自然と動きやすくなります。
柔軟性は作るものではなく、育っていくもの。
まずは、「どう動いているか」を感じるところから始めてみてください。

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