ご飯一合のカロリーは?ダイエット中でも食べていいの?栄養士が詳しく解説!
「ご飯一合って、どれくらいのカロリーがあるの?」
「ダイエット中だけど、ご飯はどのくらい食べても大丈夫?」
毎日の食事で欠かせない“ご飯”
日本人の主食として古くから親しまれていますが、カロリーや糖質が気になって避けている方も多いのではないでしょうか。
今回は、ご飯一合のカロリーと糖質量を中心に、「量の目安」「ダイエット中の上手な取り入れ方」「玄米・雑穀米との違い」などについて、わかりやすく解説します。

一合ご飯とはどのくらいの量?
まず、「一合」というのは炊く前のお米の量を指します。
計量カップすり切り一杯(180ml)が一合です。
炊き上がると水分を吸って約2.2〜2.5倍の重さになります。
つまり、お米1合(約150g)を 炊くと 約330〜350g のご飯になります。
ご飯一合のカロリーと糖質量
炊き上がったご飯一合(およそ330グラム)のカロリーは、種類によって少し異なります。
【白ご飯】
約550kcal・糖質はおよそ120g
【玄米ご飯】
約510kcal・糖質は約110g
【雑穀米】
約520kcal・糖質は約115g
カロリーだけを見ると大きな差はありませんが、玄米や雑穀米は食物繊維やミネラルが豊富で、血糖値の上昇をゆるやかにし、腹持ちが良いという点で健康的です。
同じ“ご飯一合”でも、種類を変えるだけで栄養バランスが大きく変わります。
白ご飯一合分でおよそ550kcal、これを茶碗一杯(約150g)に換算すると 約240kcal前後になります。
ご飯=太る、、、それは誤解!
「ご飯は太る」というイメージがありますが、実際には食べ方次第です。
ご飯の主成分は炭水化物(糖質)
これは体を動かすための大切なエネルギー源です。
不足すると集中力が落ちたり、代謝が下がったりします。
むしろ、ご飯を極端に減らすダイエットは、筋肉量が減りリバウンドを招きやすくなるのです。
ダイエット中におすすめの食べ方
①一回の量を「茶碗軽め一杯」にする
ご飯を完全に抜くのではなく、1回あたり「100〜120g(約180kcal)」程度に抑えるのがおすすめです。
夜はさらに少なめにすると血糖コントロールがしやすくなります。
②よく噛んで食べる
よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎ防止になります。
冷めたご飯には「レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)」が増えるため、血糖上昇を抑える効果も期待できます。
③玄米や雑穀米に置き換える
食物繊維やビタミン・ミネラルが多く、腹持ちが良いのが特徴です。
特に雑穀米は彩りもよく、食卓を豊かにしてくれます。
ご飯の量と活動量の関係
人の1日に必要なエネルギーは、年齢・性別・運動量によって異なります。
たとえば、デスクワーク中心であまり動かない女性の場合、1日の消費カロリーはおよそ ”1800kcal 程度” とされ、その場合のご飯の目安量は 1合〜1.5合 ほどになります。
一方で、やや活動的な女性(立ち仕事が多い・軽い運動をしているなど)は、1日の消費カロリーが ”約2000kcal” 前後で、ご飯の量は 1.5合〜2合 が適量とされています。
男性の場合、デスクワーク中心の人でもおよそ ”2200kcal” が目安で、ご飯は2合前後 がちょうどいい量です。
さらに、日常的に運動をしている男性では、1日の消費カロリーが ”2500kcal程度” に上がるため、2〜2.5合 ほど食べてもエネルギー的には問題ありません。
つまり、活動量が増えるほどご飯の必要量も増えます。
「ご飯は太る」と思われがちですが、実際には自分の体が消費するカロリーに見合った量を食べていれば、太ることはなく、むしろ健康的な代謝を保つために必要なエネルギー源なのです。
ご飯のカロリーを抑える工夫
①冷やご飯にする
レジスタントスターチで糖の吸収が緩やかになるため、温かいご飯よりも血糖値の上昇を抑えます。
②おかずでバランスを取る
ご飯だけを減らすのではなく、たんぱく質(卵・魚・肉・豆腐など)をしっかり摂ることで、代謝を維持できます。
③小分け冷凍で食べ過ぎ防止
炊いたご飯を1食分ずつラップで包んで冷凍すれば、余分に食べる心配もなくなります。
ご飯とパン・麺の比較
主食のカロリーを比べてみると、同じ1食分でもそれぞれに違いがあります。

【ご飯】
茶碗1杯(約150グラム)で、およそ 240kcal・糖質は 約55g
【食パン】
6枚切り1枚はおよそ60グラムで、約160kcal・糖質約27g
見た目は軽いですが、バターやジャムを塗るとその分カロリーが簡単に上がります。
【パスタ】
茹でた状態で約200グラムは、約330kcal・糖質約65g
ご飯よりも少し高めの数値になります。
つまり、主食の中ではご飯が特別高カロリーというわけではなく、パンやパスタの調理方法や一緒に食べる具材次第で、むしろ全体のカロリーはパンや麺の方が高くなりやすいということです。
ご飯はシンプルな分、量をコントロールしやすく、脂質も少ない主食なので、ダイエット中でも安心して取り入れやすいのが特徴です。
まとめ
ご飯一合=約550kcal。上手に食べれば怖くない!
✔️ご飯1合(炊き上がり約330g)= 約550kcal・糖質120g前後
✔️茶碗1杯は約240kcalで、1日1〜2杯なら十分ヘルシー
✔️ダイエット中は量よりも食べ方と全体バランスが大事
✔️玄米・雑穀米・冷やご飯をうまく取り入れるとGOOD!
大切なのは「量」と「組み合わせ」です。
主食・主菜・副菜をバランスよく整えて、ご飯を楽しみながら健康的にダイエットしましょう!!